
オーストリア=ハンガリー帝国皇太子ルドルフと、ベルギーのステファニー王女との結婚を祝う舞踏会が華々しく開かれるが、ルドルフは新妻ではなく、その妹に魅かれたそぶりを見せる。宴の後、ルドルフは元愛人のラリッシュ伯爵夫人に、ヴェッツェラ男爵夫人とその娘、マリーを紹介される。そこへ割り込んできたルドルフの友人の高官たちが、ハンガリーの分離独立運動について囁く。ルドルフは政略結婚した妻ステファニーを愛しておらず、母、皇后エリザベートに同情を引いてもらおうとするが拒絶される。初夜のベッドでルドルフは新妻を拳銃と骸骨で脅す。 妻を伴って居酒屋に気晴らしに出かけたルドルフは、なじみの高級娼婦ミッツィー・カスパーに心中を持ちかけるが拒絶される。追い込まれたルドルフは、マリーに心中を持ちかけたところ、愛と死の甘い幻想に魅せられたマリーは同意する。マイヤーリンクの狩猟小屋で最後に激しく愛を交わした二人は、破滅へと突き進んでいく。
僧・清玄は、稚児の白菊丸と道ならぬ恋の果て心中を図るが、一人生き残ってしまう。それから17年後、高僧となった清玄は、桜姫と出会う。彼女は白菊丸の生まれ変わりなのか…。一方、御家没落のため出…
>>続きを読む(c)-ROH,-2017.-Photographed-by-Alice-Pennefather