まさき

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/2019「くるみ割り人形」のまさきのレビュー・感想・評価

4.4
かなり良かった。夢のような時間ってまさにコレなんだろうな。

解説+インタビュー(18分)
第1幕(53分)
休憩(12分)
解説+インタビュー(18分)
第2幕(59分)

第1幕
ドロッセルマイヤーさんにもらったくるみ割り人形が夜中1人でに動いてネズミの軍隊と戦っている。ピンチの所へスリッパ片手に参戦した主人公クララの助太刀で逆転勝利。お礼に浦島太郎よろしくお菓子の国へ連れて行って差し上げましょうという話。

第2幕
花やお菓子が舞い踊りとまさに龍宮城。もちろん、ラストはクララが玉手箱を開けてお婆さんになってしまうわけではなく、愛の奇跡が待っている、というロマンチックな締めくくり。

意外と国際色豊かなキャスト。くるみ割り人形役はアフリカ系の人だし、東洋系の人も多かった。バラの精役は日本人。今時らしい感じ。

音楽はほぼ全て聴いたことがあるってくらい名曲揃いで、特に有名な金平糖は劇場のビリビリとした緊張感の高まりが目に見えるようだった。金平糖役はマリアネラ・ヌニェス。

金平糖以外も人形の踊りや、王子の踊り、花のワルツ等、どれも良い。

全体的にとても楽しい作品で素晴らしかった。
まさき

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