マルケス

エリック・クラプトン~12小節の人生~のマルケスのレビュー・感想・評価

3.5
ギターの神様としてよりも、ソングライター・歌手として好きだったエリック・クラプトン。

親の愛を知らずに育ち、親友の妻に恋をし、ドラッグやアルコールに溺れ、最愛の息子を事故で失うという壮絶な半生を知り、断片的だった知識が繋がった。
浮かび上がったのは、孤独で内省的な少年がそのまま大人になった姿。試練が名曲を生み出す。このあたりは根っからのアーティストだなぁと思う。

本人や祖母、友人達のナレーションで進む構成。2時間以上も語りが続くのは正直キツイ。もっと過去のライブ映像を見せて欲しかった事が不満点かな。
さて物足りないので『I Shot The Sheriff』のライブ映像でも観るか。あ、ギターの神様としてもやっぱ好きだったわ。
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