このレビューはネタバレを含みます
バーニーとの友情がよかったですね。出会いが素敵。
その後関係が徐々に悪化していくけど、最後にはまた素敵な関係に戻る。
しかしバーニーが歌い出したときにはあまりの美声にびっくりしました。前半のシーンで自分のこと音痴って言ってるけど、ウソじゃんと。
この俳優さん誰かわからなかったけど、リトル・ダンサーの主役の子だったんですね。なるほど。
逆にお母さんは、いい人そうになりそうな雰囲気を出しつつ、ならなかったですね。
「Your Song」を生み出したシーンで、ばあちゃんの奥から見つけているカットとか、ピントは合っていないけどなんかいい表情だったから、なんだかんだエルトンを認めてあげていい関係を築いていくのかなと思っていたら…ということで。
そして妻になった人とのシーンのまぁ短いこと。
バーニー同様すごく素敵な出会いで、次のカットではもう結婚式になっていて、次のカットではもうごめんなさいという。
このあっさりさ、逆に好きでしたね。
もちろん今作で一番よかったのは、タロン・エガートンの演技でしょうね。
歌はもちろん、若い頃から中年になるまで、いろいろな表情を見事に演じていたと思います。
特にサタデーナイトでのスタートダッシュがよかったから一気に引き込まれました。
そして、今作最大の衝撃が、ラスト、一番最後の写真で訪れる。
このラスト、満員の映画館で体感したかったな。きっとすごいザワザワしたんだろうな。
しかしその直前の中途半端な合成の映像はちょっと残念だった。個人的にはいらなかった。
