このレビューはネタバレを含みます
邦題から、子供を人質に取って「返して欲しければお前の脳みそを食わせろ！」て脅すゾンビとか「大丈夫、感染しないから。ね？先っちょだけ！先っちょだけ食べさせて！一生のお願い！」と騙すクズなゾンビの話かと思ったら、まさかの植物の葛🌱＋ゾンビ🧟♂️だった話。
予告編はこちら👇
https://youtu.be/gUJDKUS8DWA
2022.4.27(水)23:59までGYAO!にて無料配信中です。
○日本ではごく普通に食用・薬用に用いられていますし、その辺に生えてるありふれた植物なので、まさかアメリカで「侵略的外来種」にまで指定されている嫌われものだとは知りませんでした。
○主人公ロニー役がMr.ビーンに似てる且つ華が無い。と言うより登場人物も舞台も設定も血糊も全部華が無いです(´･ω･`)
○釣り人が釣り上げたゾンビ🧟の特殊メイクが雑。劇中初めて登場するゾンビなのに気合いも予算も感じられない。指先を濡らす時に使う海綿に目鼻付けただけ。
○体内に葛が寄生する設定なので体表をウネウネ這い回ったり触手的な動きもするのかと思ってたのに、腕から緑のたこ糸みたいなCGが10cmほどヒョロ〜ッと出ただけというしょっぱさ。「パラサイト・バイティング」並みの出来を期待した自分がバカだった('A`)
○54:55辺り、画面左端でこちらに振り向く黒人ゾンビが出川哲朗に激似。なんか笑えるのでここだけ一見の価値あり。
○美女・おっぱい・切り株等に関して特筆すべき事柄は全く無かったことをご報告しておきます。
葛について《参考資料》
福井県里山・里海湖研究所
研究員の方の葛についてのコラム
https://satoyama.pref.fukui.lg.jp/labo_column/archives/12
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《GYAO!よりあらすじ転載》
飼料用作物としてアメリカ南部に持ち込まれた外来種の葛（クズ）は、その繁殖力の強さから急速にアメリカ全土に広がっていった。それを駆除すべく、バイオ研究所「グローボ・バイオテク」は新薬クアドキシンを開発、その散布実験をひそかに開始した。しかし、クアドキシンには恐るべき副作用が隠されていた。それはクズの寄生力を増幅させ、人間の体内で繁殖できる変異種を発生させてしまったのだ……。くしくもクアドキシンの散布実験が行われた山林からほど近いエリアでは、夏フェスが開催されていた。薬剤散布の飛行パイロットのロニーもこの日は叔父のミートパイ屋台を手伝っている。と、突如そこに乱入してきたクズに寄生されたゾンビたち。逃げ場もないまま見境なく襲われる観客たちも、つぎつぎ植物ゾンビと化していった。かろうじて生き残ったロニーたちは何とかフェス会場を脱出、武器を求めて町の中心部へと移動するも、そのころにはすでに町全体が地獄絵図と化していた。いちかばちか、武装したロニーら一団は「グローボ・バイオテク」研究所のある飛行場を目指すが……。
