Aya

立派なこどもの育てかたのAyaのレビュー・感想・評価

立派なこどもの育てかた(2018年製作の映画)
2.9
ヒゲメガネのダサマシュグ!!!

そのヒゲ具合が結構モサモサなので、あの美しい目と小さな顔をよく見ないとマシュグだってわかんない!!

しかもマシュグは基本映画に出るとき、良いマシュグとクソマシュグの二択しかないのに、至って普通の人の役でこれ結構珍しい。
てか別にこれマシュグじゃなくてよかったんじゃ・・・せっかく良い俳優使ってるのにもったいない。

トニー・コレットとマシュグの科学者夫婦が自分たちの子供を芸術家に、彼らの言葉で言う頭の弱い家系の子供を天才に、そして暴力的な家系の子供を平和主義に育て、大切なのは遺伝ではなく養育過程である、ということを証明しようとするちょっと変わった話。

思った以上に思った通りにならない子供達。
それぞれ個性的で仲良く普通の良い子なのだが、普通ではダメだ、驚くほどの成果を上げなければ!と出資者の金持ちに言われてキレる母親。
しかしこの実験にはもっと奥深いものが隠されていた・・・。

目的はあるものの、普通に愛情を注いできた子供たちは普通に可愛いものです。
しかし、いろんないざこざが生じ、すれ違ってしまう。
まさに親の心子知らずの状態にさらに追い討ちをかけるような金持ち野郎!!!

ん〜設定は面白いのに、そこからあまり何も広がらなかったかなあ・・・結局何が言いたいのかもわかんなかったし、話に面白みがあるわけでもなければ、キャラクターも特に個性がないし。

ラストの映像とかは感動させようとしてるのが見え見えで、しかもそんなに出来も良くなくて・・・なんかせっかくの感動シーンなのに勿体無かったですね。
でもなんでこうなったかもあんまりよくわからなかったので、まあ推して知るべしって感じですね。

1980年代の話なんですけど、この時代にASAP( as soon as possible.なる早!)って使ってました?

あとかなりどうでも良いんですけど、この実験の出資者の金持ちについてる、ちらっと写る娼婦っぽい人が私が持ってるのと全く同じガウンを着てて、なんか、なんかでした。


日本語字幕:田邊 拓朗
Aya

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