このレビューはネタバレを含みます
あの鬼気迫るシャイニングと比べると些か味付けが違いすぎてびっくりする
キューブリックのシャイニングとスティーブンキング版を繋げるべくうまいことやってくれたのが嬉しかった!中盤までの静かな盛り上がりやシャイニング能力の設定を細かくやってくれたり、怨霊や超能力集団の恐怖はめちゃくちゃ良かったと思う
悪くなかったけどさー…?
…いかんせん中盤の中弛みや銃撃戦のあっさり感がうーん…
年も取らずに生き続ける悪の超能力者集団なんだし、そいつらの一筋縄ではいかない部分もあるべきでは…??
アブラが最強の超能力をもってるのは分かるんだけど、他と隔絶した能力を明示する彼等の超能力描写こそ必要だったのにそういうのもないし、説明過多で逆に分かりづらい…
超能力の恐怖感が描かれなさ過ぎてて勿体ない…猟銃最強すぎる…
それでいて、終盤も詳細なディティールが描かれるのがつづくとちょっと食傷気味になる…
ホテルに行く流れも不自然だし、なんだかなー
いらないディティールは省いて良かったとおもうなーー
あとシャイニング能力の"箱"は強すぎだし、そんなんあんなら前作の最初っから教えとけよって話ですわ…
それにドクタースリープって呼ばれるくらい最後を看取るのなら死を目前にした人の顔に集る死の蠅とか実はダンくん顔を背けたくなるほどだったろうに、実はそれに耐えてたんだよって描写も無い
母にお別れがいえなかったほどに怖かったのでは…??
とか色々突っ込みたくなるB級な味付けは実はそこまで嫌いじゃなかったりする
スティーブンキングの映像化って感じするし
RBWYが出てきたのちょっと嬉しかった
原作でも出てきてたのかな