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僕はイエス様が嫌いのホッパーのネタバレレビュー・内容・結末

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

・キービジュアルでシリアスな映画だとばかり
・神さまかわいい
・じゃあおじいちゃんは

・キービジュアルでシリアスな映画だとばかり
キービジュアルをみてシリアスな話なのかと思っていた。おすすめしてもらって観た。たぶんそれがなかったたら観てなかったと思う。上映館今のところ少ないし。満席のTOHOシネマズ日比谷だった。

・神さまかわいい
まさかの神さま出現。しかもかわいい。金額、レコード、紙相撲癒された。あぁこういうテイストの柔らかい映画なのかと思った。あのシーンまでは。

神さまがくれた友達と親友になった。一緒に星をみた。毎日楽しかった。ある日突然親友が事故にあった。回復を祈った。1,000円くれて、レコードプレイヤーを直して、人生ゲームをクリアーさせてくれた神さまが出てこない。教会で祈った小さい声で。でも神さまの沈黙は続く。朝、教室にいくと白い花がさしてある。先生も自分も祈りをささげたのに。祈りは意味がなかった。

弔辞を頼まれる。星をみたのは僕らだけだから星が降ったていでふざけたとエピソードを造る。視界には親友の憔悴しきったお母さん。いつかお互い大人になってまた会おう。で神さま、祈りの手で神さまを…。

柔らかく声を張らないテイストで神さまが嫌いって伝えるのすごいと思う。きっと、いやまず自分は祈りの手でこの映画観てた。きっと他の人も祈り手作って観た人多いんじゃないかな?

・じゃあおじいちゃんは
障子に穴あけてその先に見えたのはいつかのサッカーの記憶。じゃあおじいちゃんもきっと。

最後のテロップでなるほどと思った。これは監督の体験なのか。


最後に、
この映画22歳の監督が撮ったって話題になってる。だけどこの映画で撮れているものって年齢関係ないと思ってる。思いの強さとどうにもならなかったこと、悲しんだひとたちが確かに描かれていた。下記は監督のインタビュー記事から。年齢関係ないって言ったけど、今後が楽しみです。

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「これからも僕は、忘れてはいけないことや、忘れられない感情を映画に込めていきたいです。」
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