終始流れる哀愁漂うクラシックギターがとても美しい。音楽、ロケーション、小説原作らしい台詞は美しい。美しいんだけど、ハマらない…。どうしてかな。
年齢設定がよく分からない(原作で38歳と40歳だとか)けれど、この年代の男女を前にして「未来は常に過去を変えている」という言葉は、そんなにパワーワードなのかな?という疑問が常にまとわりつく。いや、年齢関係なく様々なタイミングによって、琴線に触れる言葉はある。けれども、全ての役の人物が、なぜそう言う人物なのかがよく理解できず、全然腑に落ちない。
原作、読んでみるといいかもしれない。