ぬーたん

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人のぬーたんのレビュー・感想・評価

3.3
三つ子と言えば、『魔法使いサリー』のよっちゃんの弟を思い出す(古いぜ)あっちはいたずらで坊主頭だったっけ。こちらはたっぷりの毛と大きな顔のパーツで笑顔が明るい。ドキュメンタリーで本人たちが登場。過去の映像などを織り交ぜて、不思議な話は進んで行く。
大学に入って自分と瓜二つの人間の存在を知り、自分は双子だったんだ、生き別れたんだ!と衝撃を受けたのもまさかのもう1人同じ顔が!実は三つ子でした~というドッキリのような流れ。それでも生き別れた兄弟に会えた喜びは大きく、メディアで人気者になり、テレビ出演も!どんな事情が隠されているのかと展開が気になる。其々の引き取られた先が、裕福・中級・貧困という異なった家庭というのは偶然にしては出来過ぎだなあと思いつつ。
後半はその真相が明らかになり、前半の笑顔が消えて行く。
遺伝と環境、どちらも人格形成に大きく関わるのは間違いないが、人間は皆違って、その人の人生は1通りしか歩めない。比較にはならない。薬の治験だって、人によって違うからデータはあくまでデータで可能性に過ぎないわけだし。こうしてたらああしてたらという後悔は意味がないということだもんね。でもあれこれと後悔したり想像するのが人間の性っていうもんで。私のようなネガティブ思考人間には耐えられないことかもしれないあ。後味は悪いけどドキュメンタリーだから仕方ない。
前半のテレビで語る幸せそうな三つ子の姿と、現在の姿と。それでも兄弟はやっぱりいいねえ。幸せを祈る!
※おやつは、久々に作ったマリーケーキ。ケーキと言ってもマリービスケットに生クリームを塗って固めただけ!息子が子供の頃から大好きなおやつで、久し振りに食べたいとリクエストされて作ったけど、美味しかった!濃いめの紅茶とピッタリ!次回はクリームをチョコ味にしようかな。
※夕飯は、真カレイの煮つけ。今が旬で安い!アスパラをハムで巻いたサラダ。卵ときくらげと豚肉の中華炒め。めかぶのスープ(インスタント)
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