Nちゃん

mid90s ミッドナインティーズのNちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
シングルマザーの家庭で育った13歳の少年スティーヴィーは力の強い兄に負けてばかりで、早く大きくなって見返してやりたいと願っていた。
そんなある日、街のスケートボードショップに出入りする少年たちと知り合ったスティーヴィーは、驚くほど自由で格好良い彼らに憧れを抱き、近づこうとするが……。


いつの時代も仲間割れの原因は、誰かと誰かが仲良くなっていくことでや趣味の方向性の違いによるなどが原因になることが多く、どの国でも世界共通なんだなと思った。

スケーター仲間たちは悪いこともいっぱいしているし、13歳のスティーヴィーにも悪いことを覚えさせているけど、根は良い奴だった。家庭環境や育ちや人種などから余計悪化させているのかもしれないが、90年代は人種差別も今よりかはストレートに表現されていた。

悪いことしすぎで共感はできないが、あの後彼らはどんな人生を歩んでいったのかが気になった。

99年代半ばの作品雰囲気ということで荒っぽい映像だったり終始フィルム撮影だったのも素敵でした。

これ以上スティーヴィーがグレないように。
Nちゃん

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