haru

mid90s ミッドナインティーズのharuのレビュー・感想・評価

4.6
90年代半ば、LA。

13歳の少年、スティーヴィーは街のスケボー屋で少し歳上の少年グループと知り合う。
家では兄に負けてばかりのスティーヴィーは、少年たちに憧れ、共に時間を過ごしながら自分自身を成長させていく。


思春期青春ムービー。
大人に近づくために精一杯背伸びをして、スケボー、タバコ、酒、パーティーに夢中になる日々。
舞台はアメリカなのにも関わらず、なぜか懐かしいような感覚に感じられる。


子供たちのお互いを成長させ合う力は素晴らしい。
親など介入しなくても、自分達で問題に直面し、向き合い、解決して成長していく。
むしろ親の介入など、自分達のストーリーの演出に過ぎないようにすら思えてくる。

説明するのは難しいが、人に勧めたくなる映画だった。
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