正直弛緩したスローから始まってメタリカが流れた時にはもうこの世の終わりかと思ったが蓋を開けたら滅茶苦茶楽しい大傑作！
ネタの詰め込みでしかない会話をやりきる役者陣、エマ・ストーンの素敵さ、落下上昇突進銃撃炎上全てをてきぱき捉えたアクション、グッド！
それぞれのキャラを上下左右に振り分けたアクションが魅力的だったと思う。
フレーム外の人物からの指示に従ってゾンビを銃撃するバスの件は、
声とアクションのキレも相まって生理的な格好良さを獲得してるし、ギャグとしても機能する。
クライマックスなんて、燃料を使ってゾンビを燃やす件は「火を使いたかった」だけの無駄な場面なのだが、終わったシーンは直ぐに捨ててコメディアクションに徹する潔さに笑い泣き必至だった。
以降の大型車両によるカースタントも直前に「簡易的な泣かせ」が入ってる分超愉しい！
