ディリリとパリの時間旅行のiandishotのネタバレレビュー・内容・結末

エンディングにミシェルオスロ監督の作品の魅力が凝縮されているよう。
滑らかでどことなく不思議なクセになるキャラクターの動き。深く鮮やかな色彩の楽しさ。
そして、端っこのエマ・カルヴェが傘だけで軽くリズムをとってたり、途中から出てくるオレルが子供達の様子を見ながら、歌と踊りを合わせてたり、なんとも繊細で洒落てる。そして全体に愛らしく、ユーモラスで幸福感に満ちてる。
そしてこれをエンドクレジットの途中で出すのがまたニクい！
社会的メッセージも込めながら、こんなに楽しくて幸せな映画、この人だけしか作れない。