…えー!
とても美しい映画だった。
デイヴィ・ジョーンズのビル・ナイがこんなに知的にスッとした紳士だとは知らなかった。
素敵な紳士はいくつになっても素敵だし、
孤独で誇り高い老紳士と幸薄いが芯の強い未亡人の、繊細で堅く優しい心の通い合いの背景に広がる、曇ったイギリスの風景が哀しくてとても美しかった。
作者の顔写真や似顔絵は不要だと私も思うので、一目でブランディッシュに好感をもってしまった。
それにしても
「本と過ごす時間、そしてちょっとの勇気があれば人生は豊かになる」
「書店が一軒もなかったこの町に、周囲の反対にあいながらも読書の楽しみを広めたいという願いを胸に、今は亡き夫との夢だった書店を開店した一人の女性の物語」
って…パッケージが…
■ 以下ネタバレあり ■
まあ確かに望みが叶うとは言ってなかったけど…
私も途中で「もう燃やしてまえこんなもんあの胸糞ババアの前でよお」と思ったのでクリスティーンにもとても好感を持ってしまった。