ぬるはち

グリーンブックのぬるはちのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.4
実話を元にした作品、黒人差別テーマのヒューマンドラマ、ストーリーも申し分なく何度見返したい素晴らしい内容、黒人差別も受け、同性愛者でもあることで自分の存在について苦悩する様子は、受けた傷を化粧で隠そうとする時の瞳の奥にある悲しみが雄弁に語っていた、最後にドンシャーリーがトニーの家を訪れて奥さんとハグをしたシーンは笑顔になれた。ハッピーエンドでホッとした

粗雑で乱暴で黒人嫌いのトニーリップはナイトクラブの用心棒兼ウェイターをしていたが、店の改装による休業のため仕事を探していた、そこにピアニストで財を成したドンシャーリーが求人をしていると聞き面接に行くが黒人で面食らう、ミュージックツアーで2ヶ月間のアメリカ南部を回るためのドライバー兼雑用だった、乗り気では無かったが給料が良いこともあり妻子のために引き受ける、グリーンブックは当時黒人が泊まれる南部のホテルが記載された本の事、
ツアーが始まり生真面目なドンシャーリーから言葉遣いや素行について注意されるが反発しながらも従っていく、初めて演奏をみたトニーは舌を巻く、トニーは妻に滞在先から手紙を出すがあまりに幼稚で誤字が多いのでドンシャーリーが言葉使いなどのアドバイスをする、南部の行く先々で差別を受けるトイレやスーツの仕立て屋etc、ホテル近くのバーで絡まれた時はトニーが駆けつけ助ける、ある時はプールで男といることで警察に捕まる、ドンシャーリーは同性愛者でもあった、
最後の会場で、演奏前ホテルのレストランに入ろうとしたが演奏会の主役でVIP待遇なのに黒人不可と言われる、ならば演奏会はしないと立ち去る、立ち寄った黒人向けバーにあったピアノで演奏して最後の夜を締め括る、クリスマスまでに家に着くために夜通しで2人で運転して帰る、最後にドンシャーリーも一回帰宅するがトニーの家のパーティに参加して、奥さんとハグをしておしまい
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