このレビューはネタバレを含みます
コメディアンを目指してピエロの仕事をしている男が衝動的に人を殺してから、自らの内に秘めた怒りを解放させていくスリラー。
ジョーカーは「バットマン」シリーズでの悪役らしいのだが、「バットマン」はストーリーすら何も知らないので、単品の映画として観た。
この主人公は何歳の設定なんだろう。50歳は過ぎているように見えたのだけれど。父親と言われた人と同じ年代にしか見えない。それが気になり過ぎて、いまいち作品に入り込めなかった。
脳の病気のせいで笑い出してしまう。これは生きづらいだろうなあ。
どうして一度だけエレベーターで一緒になって、職場までストーカーしてきたおじさんを受け入れるの!?この女の思考回路が一番理解できない!と思っていたら、全てが男の妄想だったというのが判明したところで一気にゾクッと来た。ここが一番好き。
それなりに面白かったけれど、なんでこの映画が当時あんなにヒットしたのかは分からなかった。「バットマン」シリーズのファンが元々多いんだろうか。