ジョーカーの掃き溜めくんのネタバレレビュー・内容・結末

『JOKER』
バットマンの知識が希薄なまま鑑賞したのだけど、1本の映画としての完成度がものすごく高く、最後まで楽しく鑑賞した。関連作観てなくても演出と脚本の凄さが伝わってくる映画だ～！

アーサーが社会の中で邪険にされる描写がしばらく続いて、初めて地下鉄でエリート層のサラリーマン3人を撃ち殺すシーンはカタルシスが凄かった。アーサーが殺人を犯すごとに、観客がカタルシスを得られる作りになっている気がして、こちらの倫理観を揺さぶってくる作品なのだなと思った。
オープニングのタイトルクレジットとThe endが同じ黄色の文字で描かれているのも、｢1本の喜劇が終わりましたよ～！｣と言われているようでグッときた。