くろねこヤマ子

マシュー・ボーン IN CINEMA シンデレラのくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

3.0
まさかの時代設定。

第二次世界大戦下。
ほんのひと時の素敵な夜、
惹かれあった男女が
別れ、すったもんだの末
再会を果たす。

キラキラの靴を
手放さなくて良かったね♪
な、カボチャもお城も出てこない
新解釈のシンデレラ。

ざ、ん、し、ん(す、ぎ、る)

奇をてらう事がウリでもある監督だから
これはこれで有なんだろうなぁと思う。

始まり方あたり、
きちんと惹きつける、
今からバレエを観ますよ的な演出に、
居住まいを正すような感覚にもなる。

マシューンボーンの持ち味である
妖艶なメンズ妖精も出てくるし、
お衣装のテイストは
イギリスっぽくてお洒落だし、
全体的に悪くないけれど、

シンデレラ値を高く求めて観に行くと
寝ます。←わたし。