もやし

ポーラー 狙われた暗殺者のもやしのレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
4.9
Netflixオリジナル作品。
中身が詰め込まれ過ぎてて逆に疲れちゃうパターン。秀逸なストーリーだけどえげつなさすぎる。

50歳になると強制的に引退させられる会社に勤めてる殺し屋。
会社の経営が傾いたことで退職金を払いたくないということで引退間近の殺し屋が続々と暗殺されていき、主人公もその例外ではなかったが、如何せん主人公は強すぎた。




あまりにも残酷な描写の連続で、見終わった後はもはやコメントすることは何もないレベルになってしまうが笑、この映画何気にユーモアのセンスもえげつない。
何度か笑いそうになった。すごく小気味良いんだよね。
残酷さとかっこよさとユーモアと滑稽さが同居してる圧倒的なセンスの映画。



ジョン・ウィックと比較するのはあまりよろしくないのかもしれんが、ジョンウィックは割と力押しなのに対しこちらはかなりの理詰めで、戦い方が見事。

身バレ対策とかも徹底しててあーこの人本当に有能なんだと思わせてくれる。



もうとにかく良いところしかない映画なんだけど、あまりにもやりすぎだし味が濃いしで、なんか絶賛って感じにはならないんだよな不思議。
見てない人はまあ見てみてください笑 たぶん言ってることわかると思います。見て損はまずしないです。(グロ無理な人は絶対見ないでね!)


田舎で人生に完全な閉塞感を抱えた絶妙に儚いヒロインの存在感が凄まじいです。
もやし

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