このレビューはネタバレを含みます
自分の中で何も昇華されないまま、わだかまりを抱えた相手との永遠の別れを迎えてしまったときの心の痛みってどれ程のものだろうと思った。
しかも、もう会えないと思っていて、会えたのに。
こんな話だからSFかと思うけど、そこに描かれてたのはそういう人の痛みだった。
父は超絶孤高な反面教師として息子に愛を教えたのだ。
宇宙人なんて出てこなくて、宇宙は孤独で。
宇宙映画は人の孤独のメタファーとして使われることが多いように思うけど、こういう内へうちへ向かう時間を作ってくれる映画になるね。