カズナリマン

サマー・オブ・84のカズナリマンのレビュー・感想・評価

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)
4.0
コレ!続編タノム!!

「ターボキッド」で大旋風を巻き起こしたカナダの映像制作ユニット「ROADKILL SUPERSTARS(RKSS)」による、1980年代ジュブナイルオマージュホラー!(映画館で鑑賞)

-----------------

○軽くストーリー

84年夏、アメリカ郊外の田舎町に暮らす好奇心旺盛な15歳の少年デイビーはひょんなことから隣人の警察官マッキーが、近隣の町で発生している子どもばかりを狙った連続殺人事件の犯人ではないかとにらむ。
親友のイーツ、ウッディ、ファラディとともに独自の調査を開始するデイビーだったが…

-----------------

面白かったですーー!

昨今人気の80s青春ジュブナイル・ジャンル(イット、ストレンジャーシングスetc)にのっかったヒッチコック風味の「隣人スリラー」。

トランシーバーを携えた少年4人を主軸とした80sジュブナイルモノとしては申し分ないし、隣人スリラーとしても定石以上の出来栄え!

ですが!本作が突出しているのは、一筋縄ではいかない「Roadkill Superstars」(映像制作ユニット)の「低予算だけど飛び抜けたモノつくってやろうじゃん!」という心意気が存分に発揮されたクライマックスにあり!

青春モノの枠を軽く飛び越えたダークテイストの終焉は、鑑賞直後に「えーーーこれ絶対続編オモロイじゃん!!」と声が漏れちゃったほど。

やや注文があるとすれば、オマージュが強すぎるからか、お話はわりかし予想通りに進むところかな…でもその欠点を補うにあまりあるクライマックス!

興味ある方はぜひーー!