カズナリマン

シン・ウルトラマンのカズナリマンのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
1.8
もったいない…こんな世界に売れるジャパンコンテンツを日本人しか楽しめないような要素ばかり詰め込み、世界の女性に確実につっこまれるだろうソフトエロ描写で緩急ゼロのツルツルCGアクションに仕上げてしまうとは…

一番のツッコミどころはさまざまな怪獣や星人やら出しながら3話構成みたいなストーリーだけど、メカに乗らずに状況説明のナレーション代わりに喋りまくる禍特対のキャラ設定や、ウルトラマンに出会う前後で演技の変わらない齋藤工っちに(変えたのがわかりづらいだけか)、薄っぺらい社会派テーマ(環境破壊とか1960年代から同じか!)に、あのため(だけ)に出てきた長澤まさみに、シンゴジラの猿真似みたいな奇妙アングルと政治家いじりに…ダメポイントのてんこ盛り!大いに失望しやした!

脚本が一番悪い!って言いたいけど、シンゴジラもその辺ツッコミどころがなかったわけじゃない。それでも見れるものに仕上げたんだから、やっぱり樋口監督なんだろな、敗因は。

にしても樋口監督だからこそ力入れられるはずの特撮シーンがとにかくペラッペラなのはなんでーーー😭
一番魅力的なの、最初3分の過去怪獣じゃん。誰〜もいないところで戦う光の巨人のバトル、ほんとスピード感にもスペクタクル感にも欠けた、テンプレバトルに見えたわ。オマージュとかウルトラマンらしさとか入れたっていいけど、見せ方の新しさ、あまり感じないのよねー。

んでCG。
いや、わかりますよ、ウルトラマンをちゃんとツルツルにしたかったの。
でも、あの石油コンビナートでの対決とか…
ツルツルマンvsテカテカ○○かよっ

んで、エヴァのテレビの時は「まあ製作費とか制作期間とかあるから仕方ないよね…」と諦めながらも楽しんだトンガリツルテカ使徒にまた会えるとは思いませんでした😅
そうです。最後のやつです。なんすかあれ…大学生が週末に作ったの?あ、いや、大学生に失礼じゃん…
バイトが昼休みに作ったの??

「ほら、これが見たかったんでしょ?」じゃないわ!
隣のおじちゃん寝てたよ!退屈すぎてw

緑になるのは良かったです。以上!