ピアノコンクールでの4人の奮闘を描くが、戦いというより、むしろ、自分の音楽への向き合い方を突き詰めていくようなもの。
原作未読。また、私はピアノは弾けないので、曲は全部吹替としても、亜夜の松岡茉優らの手や後ろ姿がどこか吹き替えかは全然分からず。
でも、なかなかの迫力だった。特に、本選、ラストの亜夜のプロコフィエフ「ピアノ協奏曲 第3番 」が壮絶だった。こんなに迫力があるとは。
亜夜と風間塵(鈴鹿央士)の連弾(月の光~ペーパームーン・月光)のノリも良かったし。
松岡茉優はなかなか凄い。
石川慶監督の「ある男」「愚行録」に続いて観る(2024.3.10)。