このレビューはネタバレを含みます
一人だけ冬眠から目覚めてしまった宇宙船のジム(クリス・プラット)を巡るサスペンススリラー。
この映画は、ジムが、オーロラ(ジェニファー・ローレンス)に、とんでもないことをしてしまう。故意であることが、いつバレるか、その為、二人はどうなるか、というのが、観ていてハラハラするけれど、それが肝だった。
これは、殺人に値するかもしれないし、人生を奪った、ということ。
残念なことに、後半の宇宙船を救うために二人が協力するという、テーマとはかけ離れたエンタメになってしまったことが、面白くなくなった要因だろう。
それでも、ジェニファー・ローレンスには、力がある。ジムは、クリス・プラットだと、コメディ的になってしまうかと。(2024.3.23)。