Mizuki

ラ・ヨローナ~泣く女~のMizukiのレビュー・感想・評価

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)
5.0
物語はラ・ヨローナと言う女性と生涯を共にする事を誓った夫が浮気をし精神が不安定になってしまったラ・ヨローナは川で自分の子供達を手にかけてしまう。我に帰った時には既に遅く溺死してしまった。
そんな子供達を取り戻す為、言うことを聞かない子供達を見つけては攫ってしまう事から大人達は子供達へ「言うことを聞かないとラ・ヨローナに攫われるぞ。」と教育の為話すのであった。
主人公のお母さんはある家庭で家庭内暴力があるのではと調査に入り2人の兄弟の子供達が押し入れの中に閉じ込められているのを発見し腕に火傷の跡を見つけた。
彼女は咄嗟に誰にやられたの?問いただすと子供達は「あの女にやられた」と話し身の安全を守る為、施設へ身柄を確保したのだが深夜に主人公へ上司から電話が入り施設へ送った兄弟が川の付近で変死死体として見つかったと告げられる。
現場に亡くなった兄弟のお母さんが涙を流しながら「お前が殺した!」と主人公を攻める中、一緒に来ていた主人公の子供は車から降り深夜の森の中で誰かが泣いている声を聞き近づいてしまう。

映画を見て自分の子供達をラ・ヨローナから守る為に頑張っていたのだが周りからしたら虐待してるのではと疑いの目を向けられたりと悲劇でしたが家族とラ・ヨローナ専門家のおじさんと協力し合い家族の愛と力を感じれました。
特に専門家のおじさんが魔除けの呪文や数々のアイテムがカッコよく(火の囲いは…笑)性格も「ビビって無い。」と言いますがお母さんは「あれは嘘よ。」と子供達に言い聞かせていたシーンにはクスッと来ました。
そんな和やかなシーンと相まってラ・ヨローナがどこからでも入っては連れ去ろうとしてくるのでハラハラドキドキで夢に出そうです。特にお風呂であれはトラウマですね。

ただラ・ヨローナはメキシコにて古くあらある実話として実際に子供達へ話し誰もが知っている話しなんだと知り更にビビってます。
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