Mizuki

ミッドサマーのMizukiのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
5.0
⚠︎かなり過激な下ネタ有りますので家族と見るのはあまりオススメしません。笑

映画の内容はスウェーデンの山奥にあるホルガと言う村で90年に一度の祝祭を見学する為に5人の大学生の旅の物語を描いています。

ホルが村で行われる祝祭が白夜で夏至(ミッドサマー)に行われる祭りであり90年に1度のお祭りでとても清楚な感じで綺麗でしたが一緒にいた仲間が姿を消し拷問を受けた様な後や綺麗に装飾された仲間の死体が見つかり生け贄だと悟らされました。

その生け贄がミッドサマーと関連して魅惑の死であり鷹の翼様にえぐられた人や目に花を突き刺された人、熊の皮に包まれた人、これは神や神話のメッセージで村の人達は良かれと思って宗教の慣わしに従っていて自分の生活スタイルなんです。
ですが外からきた大学生は自分達の生活する社会と違う事に衝撃を受けます。

公式ではこのホルガ村は存在しない架空の村だと話していますが実は存在するそうです。
スウェーデン北部のノールランドにあるヘルシングランドの山奥にあるのどかな土地がホルガと呼ばれ本作のミッドサマーの美しく着飾れた美少女達が踊るダンスをハンボと呼ばれるフォークダンスの一種で歌っている曲が「ホロガローテン」と言います。
この「ホロガーデン」の歌詞がホルガ村のすぐそばにあるホルガ山で起きた戦慄の恐怖を表しています。

歌詞の内容は土曜の夕方にダンスを楽しむ若者達の所へバイオリンを持った男が現れる
彼が演奏を始めた所、彼等は踊りを辞める事ができなくなった。
夜が明けるとバイオリンを奏でる男の後ろを踊りながら若者達がついていき姿を消した。
勇逸残った村の少女は男が現れた時から警戒し皆に注意を呼びかけたが無視されていたのだ。
ダンスに夢中になっていた彼等はバイオリンを奏でる男の足がキリスト教に登場する悪魔の1人、「バフォメット」と同じヤギのヒヅメの形をしていた事に気づけなかった。
と言うシナリオだそうです。

ミッドサマーを通して伝統や文化、人間社会への違いに興味持つ事ができました。
映画の内容は深過ぎて作中に飾れたギリシャ神話の絵と仲間の死体が関連したり村の人が歌ったり踊ったり話したりとする会話や歌にも隠された話があったりしてかなり楽しめました。
僕はかなりビビりでホラー系とか見ないんですがこれはまた違ったホラー要素で楽しめました。
ただ内容が深過ぎてまだ解明できない部分がありもう一度見たいと思います。
ちょっとグロい所は何度も目塞ぎましたが開けるタイミングがまだ掴めません。
Mizuki

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