色故の影像美、というより全ての景観風景が物凄く良かった
チャン・イーモウ監督最新作、平凡なストーリーがラストまで続いたが最後の二転三転が面白かった
しかし「影武者」としての人物造形が足りない気もした、台詞説明はあるけどそれでもこの人物の武将としての強さ人間としての弱さ、影みたいなものがあまり感じられなかった
三国志の荊州争奪戦をダイナミックにアレンジしたらしいが、曹軍抜けてる上に、一連の史実の人物とストーリーが切り貼りされてるから気が散るし困惑してしまう
沛国王=孫権、都督(影武者)=周瑜、小艾=小喬、青ピン=孫尚香、楊蒼=関羽、楊平=関平、魯大臣=魯粛、田戦=凌統?呂蒙?
着想を得たというよりは名前を借りたというのが正しいのかも
都督と影武者を演じたダン・チャオ、同一人物とは思えない程演じ分けが素晴らしかった
関羽、いや楊蒼の存在感も素晴らしかった
影武者の生命力が半端ない!笑