ポスターのデザインがあまりにも地味なので最初は見る気がしなかったが感想を見ると評判だったのでついに初鑑賞。レオ様もかなりのオッサンになってしまったのが哀しいが映画は十分見応えのある大作だった。スコセッシはやはり映画ファンを裏切らない。８０歳にもなってこんな大作が作れるなんて世の高齢者は見習わなければならない。
３時間半は決して冗長な感じはしないが登場人物が多すぎて頭の中で整理しきれない欠点はあると言わざるを得ない。配役はいい。まさかハリウッドの名脇役、ジョン・リスゴーや今年アカデミー賞を取った役者も最後に出てくるとは思わなかった。
そして、監督自身がまさかオーラスに出てくるとは。そこは面白い演出だった。
ところでこの映画のパンフがもともと作られてないことに驚いた。東宝は作っても売れないと思って作らなかったのだろうか。まあ、その気持ちもわかるが・・・最近、パンフがない映画が多いような気がする。これも世の中の様々な値上げの波の影響なのだろうか。
この映画を見て感じた教訓→富は時として人を狂わせる。大金持ちにはあ〜なりたくない（笑）
