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キングスマン:ファースト・エージェントのlotusのレビュー・感想・評価

4.2
待望のキングスマン最新シリーズ。
レイフ•ファインズ以外知った名前がなく、キャストが少し地味な気がしたけれど、めちゃくちゃ面白かった。

特に、ロシアの怪僧ラスプーチンのキャラクターが強烈で(調べてみたら、なんと「ノッティング•ヒルの恋人」に出てきた、あのぬぼーっとしたスパイクの俳優さんだった)、アクションシーンは見応えがあった。(コサック•ダンスの動きも入れながらのバトルシーン)

基本的には難しいことを考えず楽しめるアクション•ムービーなのだが、第一次世界大戦のシーンは本当の戦争とはどういうものか、引き裂かれるものの悲しみなどが描かれていて、戦争映画としても見るべきところのある映画となっている。

ラスプーチンのほか、マタ•ハリ、ハヌッセン、ジョージ5世など実在の人物も出てくるが、荒唐無稽さがいいバランスで、「映画だな」と思いながら楽しめる。
気楽に見れる一本だ。
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