Longsleeper

ソウル・キッチンのLongsleeperのレビュー・感想・評価

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)
4.2
9割くらいがしょうもないドタバタなんだけど、終盤で小道具その他ディティールに込められてた伏線が怒涛の如く回収されていってとても楽しかった。
お洒落に飾りすぎず、等身大のハンブルクの街並みが懐かしい。
ルチアの家がかっこいい、私も倉庫街に住みたい。。。
何色ものシュナップス(ドイツだなー)が飲み干されてく様子で深酒を表現してるの良かった。
これでもかというテクノも相まってドイツドイツしてる。
みんなキャラが立ってたけど、真っ当な人というのがいない笑、アンナくらいかな。
ジノスは良い人すぎて苦悩が絶えず、兄はナチュラルに素行が悪い。
ドイツ移民のリアルさを追求してるからなのかどうなのか。
結構ドイツ映画みたけど、移民が主人公ってこれしかないかも。
あの場面でのdu musst dich entspannen!は何度見ても笑う。無理だよ笑
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