みーちゃん

ディープ・ブルーのみーちゃんのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
2.0
映画を見て久々に腹が立った。そして、こんなことで腹が立つ自分に笑えた。

◇新しくない作品なのでラストに触れます。鑑賞済みのかた向けです◇

とにかくスーザン。最初からイケ好かないと思っていたら、表情も言動も、すべてOMG!とても博士とは思えない。いくら1999年とは言え、これでよくプロマネが務まっていたわね!と思う。個人的なお父さんモチベは分かるけど、それをいちいち言い訳にすな!と思う。

でも事故が起きてしまったら犯人探しをしている場合じゃないし、一人の責任とは思わない。だから最期はご愁傷様と手を合わせた。その後カーターとLL・クール・Jが彼女のことを引き摺っていない(話題にしていない)のが救い。

特に残念なのは、バード(オウム)は助かるべきだった。なぜなら唯一サメとは対極の羽ばたける存在だから。それが生み出す小さな奇跡や、何かしらのエピソードを予想していたら、全くの期待外れで驚いた。あれではペットを鳥に設定した意味が1ミリも見出せないわ。

バードが施設内の高くて安全な場所に導いてくれたり、或いは、せめてラストで舞い戻り、彩りを添えてくれたら素敵だったのに。