UMAMI KETCHUP?
この一言の台詞でもわかるように
現在のカリフォルニアの様子を限られた時間の中でたくさん見せてくれるの。
それに加えて全編にわたって台詞がライムを刻む!
白人のマイルズの口の達者っぷりは脱帽を越えて爆笑。神田松之丞さんか一之輔さんレベル。あんな風に一息で英語言えたい。台詞覚えたい。
黒人コリンとマイルズ二人の日常の会話でさえさりげなく韻を踏むたのしさ、こんなこと出来るものなの?なんじゃこりゃー。
二人の生活ぶりと台詞で今のカリフォルニア州オークランド、ひいてはアメリカの溜まった膿すべてを吐き出して見せてくれる。それが黒人コリンの保護観察期間中(probation)という制限された中で何かとキレやすい白人マイルズの存在のおかげで緊張感MAX苛立ち風味を添えて私たちは見守ることになるのです。
そして息を飲むクライマックス。はぁ、皆さんの感想が読みたい。
お気に入りの場面は詳しくは書けないけれど会話と映像で見せてくれるGREENとMOVINGの洒落が素敵過ぎた。うつくしい脚本でした。
ラッパー、スポークンワードのパフォーマー(噺家)でもある主演二人が脚本も手掛けているからであった。納得!
KILL A HIPSTER, SAVE YOUR HOOD.