シュンゴ

世にも怪奇な物語のシュンゴのレビュー・感想・評価

世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)
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とりあえずフェリーニのだけ

押井守や小中千昭その他にバシバシインスピレーションをもたらしたらしい伝説の手毬少女が見たかったので

一番心地良かったのは序盤の黄昏色の飛行機〜空港内で、LSDナイトメアな受賞式のシークエンスは虚飾の万華鏡を過剰照明で映す不快さにおいて主人公とリンクする。

フェラーリで出口の無い闇空間へと疾駆する、そのエンジンの唸りだけでは飽き足らず直接叫ばせるのがすこくフィジカルな感じがしてよいです

ラストの気の抜けた効果音が印象的