【１歩１歩前に】
※久々に劇場でディズニー作品を鑑賞することが出来ました。先日の｢ムーラン｣の配信への移行といい、ディズニーの｢劇場離れ｣が進行する中で、｢ディズニー作品を劇場で観る｣と言う行為が減るかもしれません。とても寂しいですが、そうならないように皆さん精一杯劇場でディズニー作品を観ましょう。
人生で"一番寄り添ってくれる存在"は、誰だろう？
……と言われて、"家族"と答える人に一つ問うことは、その中で誰かと言うことだ。親か兄弟か、親側ならば自分の奥さんか夫…、人それぞれである。
そんな事を考える人達に、観てほしい作品なんだと思うのが、この｢2分の1の魔法｣なのかもしれない。
"弟と兄"が、"足だけの父親"に対して思う気持ち。そして[弟が兄に対して]、[兄が弟に対して思う気持ち]。この作品には、父親を魔法で蘇らそうとする物語とだけでは終わらない、"家族への思い"が詰まっている作品だった。
この状況下で、"自分の家族に会えない気持ち"を胸に抱いて観ると、より深い感動に包まれるに違いないし、兄弟がいる方に関してはなおさらだ。
だから、この作品を観て、主人公とその兄のように、その目的地に向かって、"１歩１歩前"に進んでほしいのだ。
この作品には、確かにそれを感じたのだ。
