ゆきやま

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのゆきやまのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ワンダに……救いはないのですか……

ワンダばっかりじゃん……!
ワンダばっかり辛いじゃん…!
と思ってしまってしんどいんですが、暴走しちゃったし、もはやホラーだったしで、仕方ないのかな……むしろ、彼女が犠牲になることで、ワンダの尊厳が守られているのなら、唯一の救いなのでしょうか……

色んなバースからのサプライズキャストにみんなワクワクドキドキしていたけれど、あーんな酷い死に方するなんて、みんな怒ってない?大丈夫?って少し心配になりました。キャプテンカーターの真っ二つなんて、誰も見たくなかったんじゃないの……?(困惑)

でも、ある種ホラーらしくあり、マーベルでは異端という意味では冒険な映画だったと思います。マルチバースやし、ええやろって感じも見えて、モルドの小物感とか、弱々すぎる(スカーレットウィッチが強すぎるのか?)イルミナティメンバーとか…プロフェッサーX死ぬんかーい!とか……

ワンダがスカーレットウィッチに対して「私が愛するわ」の一言、重すぎて、号泣しました。ワンダは、自身の危うい感情をたぶん知っているからこそ、スカーレットウィッチになってしまった自分に一番伝わる言葉を選んでいる気がして辛いぞ。

なんだけど、『ワンダヴィジョン』観てない人は結構、感情置いてかれでは……?とも思いましたが、『ワンダヴィジョン』のパンフレット販売してくれたのは嬉しかったです。

アメリカチャベスに対して自分の力を信じろと鼓舞するストレンジは、やっぱり俺らのストレンジだぜ!って感じで良かったです。

ワンダ~~~幸せになってくれ~~!!