今日は2月21日なんで『21ブリッジ』を鑑賞！ってたまたまだけどね。チャドウィック・ボーズマンの劇場公開映画での遺作。本当に惜しい俳優を亡くしたと思う。『42～世界を変えた男～』での好演から注目していた。デンゼルの後を継ぐ黒人俳優が出たと期待したけど。彼は遅咲きだったので2013年の『42～』の時には既に37歳。病気が発覚する2016年までわずか3年だった。その後のブラックパンサー等の映画は手術や治療をしながらの撮影だったという。そして彼の死までその病気を知らされていた人は身内のみ…。『ザ・ファイブ・ブラッズ』もかなり痩せていたが戦場の兵士役だったので役作りにも思える感じだったが、その前年に撮られた今作は、やはり痩せてあまり覇気がなく、アクションも激しい役で大変だったろうと思う。
そのストーリーは実にオーソドックスで、強盗殺人犯を追う刑事の話で展開もアメリカではよくありがち。チャド演じるデイビスは警察内で孤立しつつ正義を貫く熱血刑事だ。ブルース・ウィルスがやりそうな役かな（認知症になったというニュースを見たばかり）バディを組む女性にシェナ・ミラー。警察署長はJ.K.シモンズという癖の強い面々。いかにもワルよのう！強盗殺人犯の主犯にテイラー・キッチュ。これが良かった。迷いない悪とその行く末。
内容的にはアメリカドラマのFBIとかに毛が生えた程度だが、チャドの渾身の遺作という意味で、これは必見の映画と言える。文武両道、ルックス良し、演技良し、デンゼルのお気に入り。あと30年は第一線で活躍出来ただろう、監督になろうとした時期もあり、名監督になったかもしれないのに…と思いを馳せる。まだ43歳だった。
※おやつはローソンの濃厚生チーズケーキ。なにこれうまっ！お洒落なプレートで出されたら、本格的って言いそうなレベル。恐るべしコンビニスイーツ！
※夕飯は天ぷら。海老・舞茸・菜の花・帆立と新玉ねぎのかき揚げ。春菊の胡麻和え、海老の頭の味噌汁。春らしい献立だけど札幌はまだ雪がどっさり💦
