IwaoKatsumura

タンク・ソルジャー 重戦車KV-1のIwaoKatsumuraのレビュー・感想・評価

5.0
200111:アマゾンプライム字幕、自分一人で視聴。アトロクの三宅隆太監督のランキングで気になって見た。

非常に骨太なタンクアクション。第二次大戦中、ソビエトの重戦車KV-1を駆りナチスのティーガー16台を駆逐したSコロノコフの不屈の闘志を描いた事実に基づく物語。

戦車戦のアクションがメインだが、前線で足りない部品をどうやって調達するかとか、どんな洗車でも直す女性エンジニアとか、組織内での対立と和解とか、仲間の死とか、すごくキチンとした脚本でテンポよく描かれていて、見せられた。

役者の演技も少し大袈裟だけど、心の動きがキチンと表現されててすごい良かった。

煮詰まった舞台の中でイザコザが起こるんだけど、殴り合いの喧嘩の後に、ジェネラルみたいな奴が来て、そんなにやりたいんならスポーツで蹴りをつけろみたいな感じでフットサルをさせるシーンがあるんだけど、スポーツをやりながら蟠りが解けていくのがしっかり演出として見えるようになっていて、そこはすごく感動しました。

フットサル好きの人にはホントにオススメです。
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