ともぞう

クーリエ:最高機密の運び屋のともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1962年のキューバ危機の時の実話。ただのサラリーマンがスパイ(の運び屋)としてソ連の大佐と核戦争を回避すべく活動する。重要な情報を手に入れることができたため、キューバ危機は回避されたが、主人公もソ連の大佐も捕まってしまう。主人公は長い拘束の末、解放されるが、大佐は処刑される。重いが見応えのある作品だった。

〈あらすじ〉
1962年10月。ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが明るみになり、対立状態にあったアメリカとソ連は衝突寸前に陥る。このキューバ危機を回避するために、アメリカ中央情報局CIAとイギリス情報局秘密情報部MI6はスパイの経験など皆無だったイギリス人セールスマンのグレヴィル・ウィンにある諜報活動を依頼する。それはモスクワに飛びソ連軍参謀本部情報総局GRUの高官と接触を重ね、彼から得た機密情報を西側に持ち帰るというものだった。
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