派手さはないけどいい作品だったなぁと思う。麻生久美子の役が主人公に都合がよすぎてこのままだったらどうしよう、と思ってたら最後にちゃんと芯のある選択してたので安心した。
好きでやってたことが「好き」だけじゃできなくなって、割り切ってうまく立ち回れるほど大人じゃない。
子供の頃は好きなことすきなだけできてたのに、大人になると好きなことすら自由にできなくなる窮屈さ。しかも周りは付かないうちにちゃんと「大人」になってて、「大人」な選択してて、取り残された気分で。
クォーターライフクライシス真っ只中な自分には結構刺さったけど、悲しいかな自分にはここまで真っ直ぐ「好き」って貫けるものがないから、それをこれから見つけて続けていけたらいいな。