アイデン&ティティの作品情報・感想・評価・動画配信

「アイデン&ティティ」に投稿された感想・評価

みうらじゅん原作峯田和伸
バントミュージシャンの話。
ファンに手を出しまくり。
生恥

生恥の感想・評価

3.5
みうらじゅん自身は、30歳近くまで親から仕送りをもらいながらもオシャレイラストレーターとしてもそこそこやっていけてた。しかしオシャレで誤魔化そうとしているのを師とする糸井重里に見透かされ、「このままだとダメになるな」と告げられ、その焦りから彼はロックの心を取り戻すため&その仲間入りをするためにバンドを始める。そのバンドも、武道館で演奏を果たすほどに成功してしまう。(ワンマンとかじゃないけど)
彼の不幸はなんでもそこそこちゃんと金になってしまうことだろう。たとえ「売れた」わけでなくとも、それは今よりも一昔前の日本のほうが景気が良すぎたからに他ならない。
彼の本を読むと、彼には仏のような親がいて、周りには名前を聞けば誰もが知ってるような人たちがいて、常に女がそばにいる様子がわかる。この恵まれっぷりを見ると見苦しいほど愛されたいワケも納得する。
そんな人間の問いかける「アイデンティティ」だからこそ説得力があるのだろう。
羨ましい時代だよ、本当に
~ 「オワリ」は誰も止められない。 ~

すごく観たかったんだけど、いつも会社帰りにレイトショーを観るTOHOシネマズではやっていなかった。 かなり心待ちにしていたビデオ化♪

マイブームのみうらじゅんの名作の映画化。 監督はプロジェクトXの、って言うより「元ばちかぶりの」田口トモロヲ。 

「あの懐かしのバンドは今?」みたいなTVに出演したスピードウェイ。 生放送で中島は昔の歌詞を完全に無視してバンドブームを勝手に作って勝手に終わらせた「大人」たちを糾弾する唄を唄い叫ぶ。。。。

陣内孝則の「ロッカーズ」が日本のロックの「ハジマリ」の映画だとしたら、この作品はバンドブームの「オワリ」を描いた映画。

「時代」はどんどん目の前を通り過ぎていく。 でも、自分たちは「ここ」に踏みとどまることしかできない。 「流れに飲み込まれないこと」にすべての力を使い果たしてしまう閉塞感。

「オワリ」にどんどん近づく流れに飲み込まれないように、必死に踏みとどまろうとするのは、ものすごく「力」が必要だ。 あきらめちゃえば楽なのに、どうしてもあきらめられない自分。 そしてなによりしんどいのは、「なぜここまで?」の理由が自分の中でもみつけられないこと。

そんな閉塞感。

そして、すべてが終わったあとも、中島たちは1ヶ月に1回のペースでちっぽけなライブハウスでライブをしている。

「オワリ」は誰も止められない。 でも、「必死に踏みとどまろうとした自分」がいたからこそ、「今ここに立っている自分」がいる。 自分だけのための「今ここ」がある。

(2004/10/2 at TOHOシネマ市川コルトンプラザ)
tulpen

tulpenの感想・評価

5.0
みうらじゅん原作。

峯田くんがもう最高。
だけど、
どーしても納得いかなかったのは
麻生久美子。
彼女の魅力があたしにはよくわからなかった。


静岡サールナートホールにて。
2004.4/7 21本目
S

Sの感想・評価

3.2
器用に生きようとする人が多い社会で、
不器用でも自分に正直な、峯田和伸さんのキャラクター性は、今なお、力強く光り輝いて映る。

この時代特有の映像の質感とか、コンプラ緩めのHなシーンや服装のダサさとかが懐かしかった。

そして、なんと贅沢な浅野忠信の使い方よ!
YUJI

YUJIの感想・評価

5.0
大好きな映画。自分と世間のギャップ。生きにくさ。それでも生きていく。
mojojojo

mojojojoの感想・評価

4.8
バンドやりたくなる映画。
特に大学時代は刺さった。
そして大人になっても色褪せず。
何度観たことか。
あーいるいる、こういう奴ってのが出てきて感情移入できる。
あと、この映画のおかげ?もあって、売りに走った感じの曲が世の中に出てくると我が家では「ご機嫌な曲」と評している(笑)
今まで言葉に出来なかった感情を言葉にしてくれたのが、「ご機嫌な曲」ワード。
kei

keiの感想・評価

3.5
社会人のときは社会人気分で。
学生のときは学生気分で。
峯田和伸さんぴったりの役。喋り方が良いですよね。☺︎
売れ線の曲を出すか、とんがったところで勝負するか。
峯田さんはダサかっこいい正真正銘punkやと思います。
ディランは良いですねぇ。
「やっぱりティティーはスゲーや」

たぶん皆んなは知っている
「愛」ってものが何なのか
腰の曲がった爺さんも
よちよち歩きの赤ん坊も
知ってるはずなのに忘れたフリをする人がいる
世間じゃそれを「大人」って言うらしい

不思議なことにこの世界は
文明のあるほとんどの世界は
そんな大人が多いようです
もっと不思議なのは
そんな大人も忘れた「愛」を
必ず取り戻す時があるのだそうだ

愛がなくては生まれない
愛がなくては進めない
愛がなくては始まらない
愛がなくてはつまらない
愛がなくては、愛がなくては
死ねないでしょ
>|