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ボーはおそれているのMEGのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.4
「人生は近くで見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」というチャップリンの言葉が思い浮かんだ。

ボーにとっての悲劇が、こんなに面白くて笑える。受難が、苦悩が、かわいそうなのにおかしくて仕方ない。生まれた瞬間から主導権を奪われ続け、海に浮かぶ船のように、常に流されるがままに生きるだけの彼の人生の行き着く先とは。

アリ・アスターは本当に人を不快な気持ちにさせるのかうまいね(褒め言葉)。
私は3時間観た結末がアレで軽く病みました。
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