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ボーダー 二つの世界のstのレビュー・感想・評価

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)
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いかにもなビジュアルインパクト(野性的な美しさ)と、いかにもな社会派的メッセージ性(マジョリティとマイノリティ)。自然の中における共生という北欧っぽさもありつつ、マイノリティが社会の中でいかにして生きるかという万国共通の問題意識にも触れる。小さな生命に溢れる森と、フィンランドの母なる湖というエコシステムの還元性があって、その中でマイノリティとしての自覚ある存在として自立していく主人公の姿が美しい。
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