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“隠れビッチ”やってました。のsingerのレビュー・感想・評価

3.8
劇場でやってた頃から、観たいなぁと思ってはいたんですが、近くの映画館では上映してなくて、
レンタルが始まったので早速、近くで貸りようと意気込んでたのに、半径20㎞圏内、
何処にも入荷すらされていなくて、「そんな人気ないのかなぁ」と思ってガッカリしたんですが、結局、配信レンタルで見ました。

そして、期待してた通り、ズバリで凄く面白かった。
こういう映画、好きなんだろうなぁと再確認出来たし、久々にTV画面に釘付けになるような思いで、主人公を見届け切ったという、そんな感じで楽しむ事が出来ましたね。

ストーリーは、まぁ最近よくあるヤツで、
“拗らせ女子系”という、そんな感じの雰囲気でしたが、この手の作品の中では、個人的には一番良かったです。
でも、これは何となく、どこが良かったとか、そういうのを紐解いてくというより、ただ見ていて主人公から目が離せなくなって、その進む道、方向、日々を追いかけて行きたくなって、いつの間にか気持ちが入り込んでしまっていたという感じでした。

佐久間由衣。
彼女も凄く良かったですね。
幾つか出演作を見ている中では、長身でスラっとしていて、清楚可憐っていう感じの役柄ばかりで、無難な印象しか無かったけど、
もうモノの見事に、そのイメージを強烈に粉砕してくれる位の演技が見事でした。
ストーリーの序盤なんかは、本当に魅力的で、「これは、惚れてしまうのも無理ないよなぁ」と思わされたし、表と裏のギャップを、とてもわかりやすく見せてたなぁと。
反して、後半は自分の過去と内面の弱さに向かっていく中で、苛立ったり、揺さぶられる主人公の感情を、凄く真っ直ぐに捉えて演じられていたと思ったので、
女優として進む上で、一皮剥けたという、その成長をしっかり映像に刻んでくれたんしゃないかなぁと思いました。
そこに、森山未來と村上虹郎、光石研なわけですから、
個人的にはキャストを見ただけで、「これ、絶対外さないヤツだ」と思っていたし、
それが、思った通りだったので、これは相思相愛の作品だったんだなぁと思いました。