松原慶太

サバハの松原慶太のレビュー・感想・評価

サバハ(2019年製作の映画)
2.8
主人公はTVにも出ている宗教研究家。とある新興宗教をリサーチしているうちに、その教団の秘密に気がついてしまう。いっぽう少女連続殺人を追っていた警察も、別ルートからその新興宗教に接近していくのだが...。

六本の指を持ち百歳を越えている教祖とか、出生の秘密を持つ双生児とか、おどろおどろしい要素をはらんだミステリー。

手の込んだストーリーで、適度などんでん返しもあり、けっして詰まらないわけではない。しかし、いまいち引き込まれない。さいきんの韓国サスペンスによくあるパターン。

主役のイ・ジョンジェは、韓国映画ファンにおなじみの俳優。大泉洋をもうすこし男前にしたようなルックス。飄々とした二枚目半でなかなかいい。でも、それ以外の、敵役があんまり存在感ないんだよなあ...。

ちなみに田中泯がわりと重要な役どころで出ています。
松原慶太

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