エイデン

キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2のエイデンのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

遥か古代
無双の戦士として知られるコナンは、仲間の泥棒マラクと共にあてのない旅を続けていた
その最中、2人は突然現れた謎の兵士達に襲われる
捕らえられそうになったところをコナンがたった1人で応戦し、噂に違わぬ強さを証明していると、その軍勢を率いていた女王タラミスがそれを止める
実は今の攻撃はコナンの強さを見定めるためだったと言うタラミスは、コナンを王宮に招き入れる
そこでタラミスは、彼らが信仰する眠れる神“ダゴス”を蘇らせれば、かつて戦いで命を落としたコナンの恋人ヴァレリアを死の世界から連れ戻すと語る
コナンは訝しみながらもそれを承諾し、ダゴス復活のために必要な“ダゴスの角”と、それを得るための“鍵”を探すよう依頼される
コナンとマラクは、タラミスの姪ジェナと護衛役のボンバータを連れ、新たな冒険へと旅立つことに
しかしボンバータは、目的を果たしたらコナンとマラクを殺すようにタラミスに命じられており・・・



ロバート・E・ハワード原作の『英雄コナン』シリーズの実写映画第2弾
前作『コナン・ザ・グレート』から引き続き、当時ホットだったアーノルド・シュワルツェネッガーがコナンを演じる
ちなみに爆発的に知名度を上げた『ターミネーター』は本作と同年公開

剣と魔法のバトルファンタジーの元祖と言われる原作だけあって、今では王道となったストーリー展開が特徴
前作が『七人の侍』に敬意を捧げた重厚なストーリーだったのに対して、ヒロイックな活劇的な雰囲気が目立つ
冒険して仲間を増やしてマジックアイテムを探して敵を倒すというドラクエとかにも通じる王道加減

前作との繋がりはほとんどなく、初見でもわかりやすい
コナンも丸くなったのか前作ほどの蛮族感は無く、ヒーローらしい性格になってる
やたらキャラの立った仲間達も楽しい

アクション要素もしっかり取られてて、時代的にもB級扱いだったヒーロー映画っていう印象
もちろん今の感覚で観るとショボいかもだけど

本編ではわかりづらいけど、実はコナンめちゃ強い
漫画家の権利は色々あって今マーベルコミックスが所持していて、つい最近アベンジャーズ入りしたほど
そんなヒーロー作品の先駆けとして観てほしい
エイデン

エイデン