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ゴーストランドの惨劇のAPのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

同監督の"マーターズ"が本当に大嫌いなんですけど、いやいやこれは面白かった。構成・トリックがなかなか秀逸。2年前に話題になっていただけある。

山場というかこの映画のミソは完全に中盤。夢でした展開多いなとは思っていたが、まさか大人時代の話は全て妄想だったとは。妄想内でも怖い目に遭っていたあたりこの展開は予想できなんだ。気づいたら事件の真っ最中という絶望感すごい…。

逆に序盤の襲われるところあたりまでは事実というのも驚愕。獣が如く戦うオカンのスーパーファイトも虚しくだったわけね…。目の前で首切られるのも死体が別の部屋に放置されてるのを見るのも無理すぎる。

観ているこっちがトラウマに感じるようになる廊下を歩くハゲ、「次はベスの番だ」ってなってからすれ違ったときにどれだけやめてくれと思ったか。

現実に戻ってからのお人形さんごっこ、あんなもん震え止まらん。さすがにあそこで死を覚悟する。そしてここから僕が観たかった"ドント・ブリーズ"的な展開。

脱出したのに逃亡失敗のパターン、あるあるとはいえ今回はかなりキツかった。ヴェラのように泣き叫ぶか、完全に生気を失うか、自分ならどっちか気になった。

終わり方は一応ハッピーエンドでええんかな、ここから実体験をもとに素敵な小説を書いてください😌

同じく2019年に見逃したホラー話題作"マローボーン家の掟"も早く観たい。
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