ビートルズのいない異世界転生
名実共に最強のバンド、ビートルズ。僕も勿論大好きで、その時々によって好きな曲が変わる最高のメロディーマシーンズ。Eleanor Rigbyしか勝たん、と思ってたらAll my lovingこそ至高時代も、今はIn my lifeが人生です。
なろう系映画。良く今の状態で小学生に戻ったら、とか妄想の定番ですけど、自分しかビートルズの知らない世界とか発想はめっちゃ面白い。けど正直内容は全然好きじゃなかったです。まずルーフトップコンサートオマージュしたりするのは良いんだけど、そこで最低なHelp披露したり、Dudeとかふざけてるでしょ。完全に営利目的で使うならそれはそれで良いと思うけど、あんなサラで何曲も歌詞とコード再現できるくらいなら、もうそれはビートルズ大好き一人のシンガーでしょ。要はリスペクトとかじゃなくて愛がないんです。最後の演出も全然好きじゃない。予定調和で告白する展開は予想できるけど、それも中途半端、寧ろ全くビートルズへの愛、リスペクトを感じられない。そしてそもそも恋愛要素も要らないし、その恋愛も主人公がクソ過ぎて相手に同情してしまう始末、あれで主人公たち良かったね！！となる人がいたらすぐ人間ドック行ってください。なんかもうモヤモヤしたまま終わったし、エドシーランが役損で可哀想と思ってしまいました。ジョンとポールの偉大さも全然触れてないしもう色々…
好きなところはギャグがキレキレだったところ。オアシスも巻き込まれてたの笑ったし、cokeでパブロエスコバル出てくるのセンスの塊。そして突然のMo Salahでリバプールファンの小私は、大歓喜です。そしてFix you馬鹿されてて憤怒しました。Coldplayも初期はグレートなんですけどね、ビートルズがGOATなだけなんですよね…あ、最後にもう一個不満で、翻訳がクソでした。Coldplay fix youをイギリス、サラーをサッカーとかもうナンセンス過ぎて代わりに翻訳したかったです。
What does Liverpool have that LA dosen't?
-Mo Salah
