Longsleeper

アンダー・ユア・ベッドのLongsleeperのネタバレレビュー・内容・結末

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

高良健吾のファンだから観るの辛いかもと思ってたら、主演が好きな人じゃなかったらとても観続けられないやつでした。
とても辛い。。。
途中で感じた違和感が全部回収されてた。
赤ん坊の実験の話に昔衝撃を受けたので、フィーチャーされてるのがすごく納得が行った。
自分だったらと思ったその先が三井と同じで、そこからだいぶ距離感を詰められた感じがする。
最初のほうで何を目にしても動揺してなかった三井が変わって行くのを見て、さらに感情移入が深まる。
感情に寄り添う習慣がない環境で育つと、共感力は絶対育たない。
友達とか先生に軌道修正してもらえる機会もなかった三井は三十までその状態で生きてしまった。
全然関係ない作品だけど、『ダウントン・アビー』の「恋は乗馬や語学と同じ 若いうちに学ばねばなかなか身につかない」を思い出させる。
アルモドバルの『トーク・トゥ・ハー』のハッピー?エンド版とみることもできるかどうか。
ベニグノは一方通行の感情を愛と呼ぶことしか知らなかったけど、彼が終始変わらないのに対して、三井は世界と関わることを知ったというか。
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