まりぃくりすてぃ

SKIN 短編のまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

SKIN 短編(2018年製作の映画)
3.8
基礎点3点として──

先の展開は読めちゃう(これからこんなこと起こるよ~のアメリカンプロレスなフリフリ感が安っぽく充実だ)けど、意表つくキレある結末が面白かった。☜あら、こんなところに白という字が。白人コワイヨ。(加点1.0)
子役二人の面構えとか。うん。(加点1.0)
トロイって名前がなんとなくよかった。(加点なし)
最初の「お待ちかねのやつ」ってとこの平和さが楽しかった。(加点なし)

ヤッタ。満点5点かな!?
いや、、、

アメプロ的なのは全然OKなんだけど、題名がネタバレ気味なのはチョットもったいない。『ヒフ』じゃなく、black と white からの造語で『Wh-ack』とか『Bl-ite』とかにしてもよかったかな。(減点なし)
蛇が動かない。(減点0.1)
毒蛇語りは変に長くて浮いてて、不要かも。(減点なし)
退屈(冗長)ってわけじゃないが、NOTスピーディー? さっさか7分ぐらいで終わらせられるストーリーを20分へと引き伸ばしてるね。できればやっぱさっさか終わらせて(それを第1章ってことにして)、第2章は白い少年と黒い少年が皮膚を半分ずつ移植し合ってそれぞれ右半身と左半身のツートン白黒人になって固い友情を結んで「二人でアメリカ社会を変えよう」と誓って、その次の第3章ではティーンとなって仲違いしてそれぞれ暴力団を率いるようになって抗争するがそれぞれ民主党入り&共和党入りして政治家として駆け上がり、ラスト第4章ではどちらも大統領候補となって史上初の白黒ツートン人同士の大統領選! 結果はいかに?! 暗殺はあるか!? っていうふうにしてもらいたいな。合計30分超えの大作だ!!(減点0.1)
赤髪のママは、あたしの以前の職場にいたイヤなやつ♂に顔立ちが似てた。(減点なし)
パパ役の俳優は、まなざしとかが常識的で思慮深げでさえあり、キレやすいやつ感ゼロすぎ。ただの映画俳優または大学教授または貴族(か地方公務員か善良な八百屋さんか自転車屋さんとか)にしか見えなくて、言動全部がのんびりしててキモチよく乾いててお芝居臭い。いっそのことトランプそっくりなジジイを起用すればよかったのに。(大減点1.0)
襲われてる時、妻は白人どもを車で轢き殺せ~。役に立たなさすぎ。(減点なし)

てことで、3.8点。
いつもフェアなあたし!

白人って、人種差別がほんと好きだよね。何百年もコツコツコツコツ差別を続けてきて、よく飽きないね。根気あるなぁ。「白人vs黒人」に強い興味はないからお金払ってまであたしは本編長編なんて観に行かないよ。
それより、コロナ騒ぎで東アジア人への差別・迫害(特に白人たちからの)が世界広域多発したのが赦せないぞ。人種差別ってほんと治らないね。不治の精神病だね。人種差別病の皆さん、いつかすっきり完治するといいね。地球市民の健康に乾杯!

ところで、アフリカで、先天的メラニン色素欠乏症(アルビノ)の黒人が、周りの黒人たちから「白いから珍しい。万病の薬になる」ってことで殺されて食べられちゃったりしてるっての聞いたことある。(二十年ぐらい前に新聞で読んだ。)
ホロコーストを生き延びてイスラエル国家を建設したユダヤ人たちだけど、なんと、イスラエル国内でも白人系が黒人系を差別したりしてるんだって。
まったく、おかしな世の中だこと。

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